こんにちは!
今回ご紹介するのは専科の轟悠さんです。
雪組のトップスターを務められた後、専科に所属する男役スターでありながら劇団理事を務めておられた轟悠さん。
長く劇団の顔として活躍していらっしゃいましたが、2021年10月1日付で宝塚歌劇団を退団。
入団37年目での卒業となりました。
この記事では、そんな轟悠さんの本名・年齢と同期や人気と数々の伝説など気になることをまとめてみました。
どうぞ最後までお楽しみ下さい!
▶雪組のジェンヌさん
▶星組のジェンヌさん
▶月組のジェンヌさん
▶宙組のジェンヌさん
▶専科のジェンヌさん
▶宝塚OGのジェンヌさん
▶〇〇期生のジェンヌさん
観劇の感想まとめ
目次
轟悠のプロフィール
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誕生日:8月11日
出身地:熊本県
身長:168cm
血液型:A型
愛称:「イシサン」 「トム」 「トムサン」
1985年:宝塚歌劇団入団。
花組公演「愛あれば命は永遠に」で初舞台を踏む。
71期生。
同年:月組配属となる。
1988年:雪組に組替えとなる。
1989年:「ベルサイユのばら」でアンドレを演じ新人公演初主演を果たす。
1992年:「恋人たちの神話」でバウホール公演初主演を果たす。
1997年:高嶺ふぶきさんの退団に伴い、雪組トップスター就任。「真夜中のゴースト/レ・シェルバン」がお披露目公演となる。
花總まりさんとコンビを組むが、宙組の発足に伴い花總まりさんが組替えとなった為、「春櫻賦/LET’S JAZZ」より月影瞳さんを相手役に迎える。
2000年:平成12年度(第55回)「凱旋門」で文化庁芸術祭演劇部門優秀賞を受賞する。
2002年:専科に異動となる。
同年:「風と共に去りぬ」で第28回菊田一夫演劇賞・演劇賞、第12回日本映画批評家大賞・ミュージカル賞を受賞する。
2003年:宝塚歌劇団理事に就任する。
2014年:第22回読売演劇大賞中間選考会報告で、女優部門の上半期ベスト5に選出される。
2017年:「For the people-リンカーン 自由を求めた男-」で第24回読売演劇大賞・優秀女優賞を受賞。
2020年7月18日付で理事を退任し、劇団特別顧問に就任。現役生徒の特別顧問就任は松本悠里に続いて2人目となった。
2021年10月1日付で宝塚歌劇団を退団。
中学生の頃は、パイロットか獣医になりたかったという轟悠さん。
高校受験もひと段落した時に、淡路島に住む叔母のところに行ったところ仕事で来ていた大地真央さんと黒木瞳さんと出会います。
そして大地真央さんから「宝塚を受験して男役をやってみたら」と勧められたんだとか!
その言葉に舞い上がった轟悠さんは神戸に渡り宝塚を受験。
一発合格しました!
現役のトップスターから宝塚の受験を勧められたことは伝説ですよね。
轟悠の年齢・本名と同期
やはり年齢なども気になりますよね…
轟悠さんの2021年現在の年齢は、、、
53歳です(生年月日:1967年8月11日)
理事になると定年の制度が無くなるんだとか。
舞台では年齢を感じさせないくらい本当にカッコいいですよね。
轟悠さんの本名は、、、
石蔵智子(いしくら ともこ)さんです。
ちなみに轟悠さんの芸名の由来は栴檀轟の滝(せんだんとどろのたき)という滝の名前なんだとか。
熊本県八代市にある滝で日本の滝百選の一つです。
高さ70mの岩頭から流れ落ちる滝飛沫は、男性的で見ごたえがあります。
引用元:https://kumamoto.guide/spots/detail/11775
最後に、轟悠さんの同期の方についてまとめます!
轟悠さんは71期生。
71期生といえば、轟悠さんを含めて4人のトップスターを輩出しております。
しかも、その4名がほぼ同時にトップ就任、そしてほぼ同時に退団(轟悠さんは専科へ異動)という伝説を残しているのです。
71期生で、轟悠さんの他に有名な方を挙げますと…
〈元トップスター、トップ娘役〉
・稔 幸さん(元星組トップスター)
・真琴つばささん(元月組トップスター)
・愛華みれさん(元花組トップスター)
・鮎ゆうきさん(元雪組トップ娘役)
〈その他の主な生徒〉
・夏河ゆらさん(元月組組長)
・光樹すばるさん(元月組副組長)
・貴柳みどりさん(元宙組副組長)
以上の方々がいらっしゃいます!
轟悠の人気と歌の評判
轟悠さんの宝塚時代の人気はどうなのでしょうか?
また轟悠さんの舞台の感想を見ると、歌について厳しい意見があることが気になります…。
轟悠さんといえばトップスターに就任する前にも代表といえる役を経験しているなど(「エリザベート」で演じたルイジ・ルキーニの印象が強い方もいらっしゃるのでは?)早くから多くの注目を集めていました。
そして、専科スターとして、そしてトップオブトップという「劇団の顔」のような活躍をされていました。
具体的には、特別出演という形で公演に主演として参加されることがありましたね。
また、毎年複数回ディナーショーを行っており、その際は毎回各組のジェンヌさんが参加されていました。
このように、轟悠さんの主演作が毎年あることにファンの中では疑問視する意見もありました
。
特に、作品に限りがあると思われる現トップスターのファンからしてみれば、貴重なトップスターとしての作品の一つが轟悠さん主演になってしまうのですから、不満があるのも分かります。
一方で、当たり前ですが轟悠さんのファンの方も多くいらっしゃいますし、若いファンの方もお見掛けします。
専科の方々は作品のスパンも不定期ですし年に何度轟悠さんの作品があるか分からない状況だと考えると、ファンは心待ちにしているのだろうなとも思います。
双方のファンの気持ちを考えると難しいですね…。
そして歌についてですが、特に2018年に公演された「凱旋門」(雪組公演)での轟悠さんの声に心配する人が多くいたのだろうと思います。
台詞を言う時も少し苦しそうな印象で、特に歌は所々聞き取れない部分もありました。
轟悠さんにとって「凱旋門」は2000年にご自身が初演をしています。
その18年後に再演となり、記者会見では
「初演がどこか象徴的に言われるのが、大変つらく感じております(笑)。自分を乗り越えるのが、一番つらいですね」
と本音をこぼすなど、プレッシャーを感じているようでもありました。
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その他にも、前述したように轟悠さんはディナーショーなどで歌を披露する機会が多かったため、それも轟悠さんの歌について多く言及される理由の一つなのかなと思います。
以上のことを踏まえると、個人的には「大劇場での主演作」は避けた方がいいのでは…と思っていました。
なぜかというと、轟悠さんの小劇場作品は必ずと言っていいほど評判が高いからです!
少人数の作品ということで、共演した生徒さんにとって良い学びの場になること間違いありませんし、生徒さんにとってもファンにとっても思い出深い作品になっていることが多いな…と感じるのです。
トップスターさんをはじめとしたスターさんとの共演ではなく、若手のタカラジェンヌさんにとって飛躍の場をつくる力が轟悠さん主演作にはあったんだと思います。
轟悠の伝説まとめ
大地真央・黒木瞳から宝塚の受験を勧められる!
宝塚を受験したきっかけが、日本舞踊の師範である大叔母を通じて大地真央さん・黒木瞳さんと対面し、その時に受験を勧められたということも凄いですし……何よりその年に見事受かっていることが凄い!
そんな轟悠さんの宝塚との出会いは、中学生の時にテレビで映像を観たことだそうで男役を本物の男性だと思い込んでいた轟悠さん。
この話で凄いと思うのは、当時男役を本物の男性だと思っていた轟悠さん自身が、現在多くの人に同じ感想を与えていることです。
轟悠さんが男性だと間違われたエピソードはいくつもあります。
男性と間違われて犬に吠えられる!
轟悠さんの有名な伝説の一つです。
香寿たつきさんの愛犬に、男性と間違えて吠えられてしまったそうです。
その後わんちゃんは轟悠さんが女性と気が付いたのでしょうか?
それとも男性と思ったまま?!
海外のスタッフに「男以外の何者でもない」と褒められる!
「エリザベート」でルキーニを演じた際に、本場のウィーンスタッフの方が轟悠さんを「男以外の何者でもない」と評していたことなどが挙げられます。
轟悠さんの男っぽさはビジュアルだけではく、その演技にも定評があり、男臭さが要求される作品の代表とも言える「風と共に去りぬ』のレット・バトラーをなんと5回も演じていらっしゃるんです!
轟悠さんがトップスターに就任した時、同期生4人が4組のトップスターを務めた
トップスターに就任した時は、まず同時期に71期生4人が4組のトップスターを務めたということが宝塚歌劇団歴史上初であり伝説ですよね。
そして、轟悠さんは月組配属から雪組のトップスターに就任しますが、雪組で他組出身者のトップスターは1985年就任の平みちさん以来であり12年ぶりだったのだとか。
受賞歴がハンパない!
最後に、轟悠さんの伝説と言えばその数々の受賞歴では無いでしょうか。
・「風と共に去りぬ」第28回菊田一夫演劇賞・演劇賞、第12回日本映画批評家大賞・ミュージカル賞を受賞する。
・第22回読売演劇大賞中間選考会報告で、女優部門の上半期ベスト5に選出される。
・「For the people-リンカーン 自由を求めた男-」第24回読売演劇大賞・優秀女優賞
などなど、輝かしい受賞歴をお持ちです!
轟悠の声は若い頃から低い?
轟悠さんの魅力のひとつであるハスキーボイス。この声がよりリアルな男性のようで素敵ですが、若手の頃から声は低かったのでしょうか?
昔の宝塚スペシャルなどで轟悠さんが地声で話されている映像が残っていますが、今のような低いお声ではないです。
そして舞台上でも若手の頃はそこまで低めではないので驚く方もいらっしゃるかもしれません。
いつから…と聞かれると難しいですが、「エリザベート」でルイジ・ルキーニを演じた時には今のような声であったと思います。
それ以降、オフの時もハスキーな声で話されています。
ご自身で心掛けていたのかは分かりませんが、完全に今の聞き馴染みのあるお声です。
やはり男役の発声を確立するには、経験する役、そしてオフの姿勢がどちらも重要なのかな…と思いました。
今回は、轟悠さんについて気になることをまとめさせて頂きました!
最後まで読んでくださりありがとうございました♪
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