シャーロックホームズ(宝塚宙組)の配役と配信は?あらすじと感想もチェック!

こんにちは!
今回ご紹介するのは、2021年宙組公演『シャーロック・ホームズ-The Game Is Afoot!-』です。

新トップコンビのお披露目でもあったこの公演。

ファンの間でもかなり好評でしたし、あの有名なシャーロックホームズをついに宝塚で!?

ということで宝塚を初めてご覧になった方が多くいたことも印象的でした。

この記事では、シャーロックホームズ公演のあらすじやキャストさらに私自身が観劇しての感想をまとめてみました。

どうぞ最後までお楽しみください♪

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シャーロックホームズ(宝塚宙組)の基本情報


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Musical
『シャーロック・ホームズ-The Game Is Afoot!-』
~サー・アーサー・コナン・ドイルの著したキャラクターに拠る~
作・演出/生田 大和

公演期間
・宝塚大劇場
公演期間
2021年6月26日(土)~8月2日(月)
・東京宝塚劇場
公演期間
2021年8月21日(土)~9月26日(日)

シャーロックホームズ(宝塚宙組)の配役

主な配役は以下の通りです!

この公演では長く休止されていた新人公演も再開され、

また下級生たちの活躍する場が増えたことが本当に嬉しく有難かったです…

※役名:キャスト (新人公演でのキャスト) ※敬略称

・シャーロック・ホームズ
真風 涼帆 (亜音 有星)

・アイリーン・アドラー
潤 花 (山吹 ひばり)

・ジェームズ・モリアーティ
芹香 斗亜 (鷹翔 千空)

・ウィリアムズ
寿 つかさ (惟吹 優羽)

・マイクロフト・ホームズ
凛城 きら (真名瀬 みら)

・ジョン・H・ワトスン
桜木 みなと (優希 しおん)

・G・レストレード警部
和希 そら (大路 りせ)

・J・モリアーティ大佐
紫藤 りゅう (風色 日向)

・ハドスン夫人
遥羽 らら (花宮 沙羅)

・メアリー・モースタン
天彩 峰里 (有愛 きい)

【人物相関図】


引用元:宝塚歌劇団公式サイト

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シャーロックホームズ(宝塚宙組)動画の配信状況

この公演は宝塚大劇場千秋楽・東京宝塚劇場千秋楽共にライブ中継と配信が行われました!

自宅に居ながらにしてレアな千秋楽公演を観られる…

本当に素晴らしい取り組みですよね。

配信日時は以下の通りです。

宝塚歌劇 宙組宝塚大劇場公演
『シャーロック・ホームズ-The Game Is Afoot!-』
『Délicieux(デリシュー)!-甘美なる巴里-』
千秋楽 ライブ中継
2021年8月2日(月)13:00開演

宝塚歌劇 宙組東京宝塚劇場公演
『シャーロック・ホームズ-The Game Is Afoot!-』
『Délicieux(デリシュー)!-甘美なる巴里-』
千秋楽 ライブ中継
2021年9月26日(日)13:30開演

残念ながら舞台の見逃し配信はありませんでした。

U-NEXTと楽天TV宝塚では、

・『シャーロック・ホームズ~』『Delicieux!~』の終演直後を直撃!(9分)

・稽古場トーク(11分)

を見ることができます!

各110円です。

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シャーロックホームズ(宝塚宙組)のあらすじ

あらすじ
19世紀末イギリスの小説家コナン・ドイルが生み出した不滅のヒーロー、シャーロック・ホームズ。

その人並み外れた洞察力と観察力、そして変装術を駆使する名探偵の縦横無尽の活躍を描いた「シャーロック・ホームズ・シリーズ」は、時代と世代を超えて今尚、様々なメディアで世界中の人々を魅了し続けています。

稀代の名探偵、シャーロック。その宿敵となるジェームズ・モリアーティ教授。

ただ一人、シャーロックの心を動かした「あの女」、アイリーン・アドラー・・・

「罪を追う者」。
「罪に生きる者」。
そして、「罪を背負う者」・・・

「罪」によって分かち難く結ばれた三人のキャラクターの描き出す幾何学模様(トライアングル・インフェルノ)!

「人」とは? 「罪」とは? そして「愛」とは?

霧と煙に包まれた都・ロンドンを舞台に、数多の難事件を解決してきた名探偵の挑む冒険活劇。

なお、この公演は、新トップコンビ、真風涼帆・潤花の大劇場お披露目公演となります。
(引用:宝塚公式ホームページ)

シャーロキアンと呼ばれるマニアの方々もいらっしゃるほどの超名作・大作な原作をどう宝塚の舞台にするのか…

公演が発表された当初から非常に話題になっていましたよね。

幕を開けてみると、ホームズ、モリアーティ、アイリーン・アドラーの関係性に焦点が置かれているので物語が分かりやすくなっていると思います。

また宝塚らしいロマンティックさもあり…様々なホームズ作品からエピソードやキャラクターを組み合わせ散りばめることで宙組生達の活躍する場を上手く生み出しているなぁと感じました。

演出の生田先生ご自身がシャーロキアンですから、ファンならではの小ネタも取り入れ原作ファンも宝塚ファンも満足の作品になっていたのではないでしょうか。

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シャーロックホームズ(宝塚宙組)感想

ここからは個人的にお勧めしたいポイントを3つに絞って書かせて頂きます!

私自身は原作に詳しくないので、そのあたりはご了承ください…

この作品ならではの、堪能できる宙組の魅力が沢山ありました!!

大人なトップコンビ

今作がトップコンビとして大劇場お披露目となった真風涼帆さんと潤花さん。

プレお披露目作品(「ホテル・スヴィッツラハウス」2021年)のお二人も大人な恋模様を見せてくれましたが、このシャーロックホームズではそれに勝る大人な駆け引きを堪能できます。

明確に敵同士という訳ではないのが面白いところですし、お互いを出し抜くような、一筋縄ではいかない人同士がそれでも互いを必要としているように見えるのが宝塚のトップコンビならではだなぁと思いました。

恋愛だけではない、人間同士のぶつかり合いみたいなものも味わえますし、華やかなのに重厚感があるとっても「濃い」トップコンビが誕生したな!というのが感想です。

潤花さんは完全に「陽」の人で、観ているだけで幸せになるオーラを持っていらっしゃいますよね。

ですがお芝居になると雰囲気がガラリと変わるのが魅力的だなぁと思います。

潤花さんは、酸いも甘いも知っているような大人の女性が似合いますし、つかみどころがないけど重い使命や宿命を背負っている役どころが似合うといいますか……

これからも目の離せない娘役さんだなぁ、と感じました!

宙組×シャーロックホームズの相性の良さ

まず、真風涼帆さん×シャーロックホームズがお似合いすぎて、よくぞこのタイミングで上演して下さいました…!

とお礼を言いたくなるレベルでした。

劇中、ホームズが変装をしている場面があるのですが、マスクを脱いだ瞬間に現れる真風涼帆さんがあまりにもかっこよすぎて何回も見ているのに毎回びっくりしてしまうくらい!

そして思わず笑ってしまうくらいの衝撃でした……。

キャラクターもぴったりで、頭の良さ・チャーミングさ・正義感の強さ…本当に真風涼帆さんで観られてよかったと思える役になりました。

真風涼帆さんだけでなく、宙組生とシャーロックホームズの世界観がぴったりなのが印象的です。

やはりスタイリッシュでノーブルなイメージが宙組にはあり、それが作品と非常にマッチしていたと思います。

下級生にいたるまで衣装の着こなしがスマートだったのも感動しておりました!

世界観とは少しズレた話になるのですが、モリアーティ陣営の場面で中堅から下級生の男役がズラッと並んでいる光景に

「これぞ宙組…」

と、なぜか生ツバをごっくんしてしまったくらいなので是非注目してみて下さい!

ひとりひとりが本当にカッコいいんです・・・(余韻)。

この公演で宙組を引っぱってきた方々がご卒業されたり、組を離れたりすることが多かったので、こうして芸が引き継がれている光景に感動した1ファンです。

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コーラスの宙組

上に書いた宙組のイメージとプラスして、やはり宙組といえばコーラス。

今作ではそれがかなり発揮されていたのではないか、と思いました!

群衆のナンバーが多かったので、その迫力が物語の持つミステリアスさや不穏な空気、そして結末への盛り上がりを後押ししていたと思います。

コーラスの素晴らしさは正直毎公演実感するのでもう分かってるよ!という方もいらっしゃると思います。

ですが宙組のコーラスを聴くと毎回新鮮に感動するので何度でも言いたくなっちゃうんですよね。

そしてコーラスだけではなく、下級生にいたるまでソロでも歌唱力が際立っており、もう「コーラスの宙組」以上に

「歌唱力の宙組」といってもいいのでは?

と思ってしまうくらい皆さん素晴らしかったです…

シャーロックホームズの公演楽曲たちは購入もできます。

曲を聴くだけで自分がその場にいるような気分になれるくらい臨場感があるので超おすすめです!

全部好きなのですが…特にモリアーティ陣営が歌う「The Power of Teller」と副題にもなっている「The Game Is Afoot」はとってもカッコよくて曲単体でも大好きです。

テンションを上げたいときにいつも聴いていますっ!

今回は宙組公演『シャーロック・ホームズ-The Game Is Afoot!-』について気になることをまとめてみました。

トップコンビのお披露目でもあり同時に多くの上級生がこの公演を最後に組を離れたということもあった公演です。

ファンとしては、変化していく中でも変わらないものがあるのが宝塚の良さだなぁ、と再確認できた公演でもあります。

華やかな宝塚らしい魅力×重厚なお芝居を堪能したい方にはぴったりの作品ではないでしょうか。

シャーロキアンの方々にもぜひチャレンジして頂き、これを機にまた宝塚を観に来てくださったら嬉しい限りです!

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

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