宝塚音楽学校に存在した不文律の伝統ルールの内容とは?廃止の理由も気になる!

2020年9月11日、阪急電車に一礼など、宝塚音楽学校に存在した伝統的なルールの一部を廃止するというニュースが流れました。

きらびやかなタカラジェンヌを次々と輩出する宝塚音楽学校で、代々引き継がれる不文律なルール。

この記事では、廃止になったルールの内容や、なぜ廃止になったのかの理由をまとめました!

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宝塚音楽学校の伝統のルールの一部が廃止に

先輩が利用する阪急電車への一礼、先輩の前での決まった表情、先輩への過度な提出物――。タカラジェンヌを養成する宝塚音楽学校(兵庫県宝塚市)が、生徒間に受け継がれてきた不文律をなくした。上級生が下級生を一対一で指導する「伝統」もあったが、下級生に負担が生じていたとして廃止に踏み切った。
引用元:Yahoo!ニュース

突然のニュースに驚いた人も多く、一時期は「宝塚音楽学校」がトレンド入りするほどでした。

個人的に引っかかったのが、「生徒間に受け継がれてきた不文律」です。

不文律とは、「フブンリツ」と読みます。

調べてみると・・・

ふぶん‐りつ【不文律】 の解説
1 「不文法」に同じ。⇔成文律。

2 互いに心の中で了解し合っているきまり。「干渉しないのがわが家の不文律だ」
引用元:goo辞書

① 「不文法ふぶんほう」に同じ。 ⇔ 成文律
②その集団の中で、暗黙のうちに守られている約束ごと。 「家庭のことに触れないのが-であった」
引用元:大辞林

互いに暗黙のうちに了解し合っているきまり。
引用元:精選版 日本国語大辞典

今回、廃止されたルールは校則として存在しないが生徒の間で暗黙の了解として存在していました。

内容はお互いに了解し合ってはいないように思えますが・・・

不文律の意味がわかったところで、ニュースを読んだだけではわからないルールもあるため、ピンとこない部分もありました。

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今回廃止された不文律なルール

宝塚音楽学校は2年生です。

そのため、1年生は予科生、2年生は本科生と呼ばれています。

今回廃止になった伝統的な不文律なルールについて、朝日新聞が詳しく取材をしていました。

【あいさつ】
・予科生は遠方の本科生に大声で挨拶をしていたが、黙礼に変更
・阪急電車への挨拶も廃止。

【表情】
・予科生は上級生の前で、眉間にシワを寄せて口角を下げる「予科顔」をしていたが、廃止に。

【言葉遣い】
・予科生は上級生への返事は原則「はい」「いいえ」などといった言葉に限定されていたが、廃止に。

【謝り方】
予科生がルール違反をして上級生に謝る時は、他の予科生も違反を自己申告して一緒に謝る「連続謝り」を廃止。

【校内掃除】
予科生一人一人に掃除の場所を割り当てられており、前年の担当者が1対1で教育していたが、廃止に。
グループで担当することになる。
上級生へのノートの提出は廃止に。

予科顔というのがあったんですね!

眉間にシワを寄せて口角を下げた顔は、泣く寸前の顔といった感じでしょうか。

今回廃止になりませんでしたが、宝塚音楽学校には校則ではない、様々なルールがあります。

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他にもある不文律のルール

宝塚音楽学校のWikipediaでは、予科生の心得としてこんなルールがありました。

・登下校の際は、嬌声や笑い声をたてないよう、姿勢を正してまっすぐ前を見つめて、早足で登下校する。
・2列縦隊(最大6人)で行進しながら、道行く上級生一人一人に挨拶をする。
・私服は、黒・白・グレーで、赤い物を着てはいけない。ブランド品を持ってはいけない。プライベートでの化粧は厳禁。
・阪急電鉄の宝塚線と今津線にそれぞれ乗車する際は、最後尾の車両に乗らなければならない。両親と同伴のときも守る必要がある。講師・本科生が、予科生を指導しやすいようにするためというのが、その理由と思われる。また、阪急電鉄関係者であることから、外部の乗客に対する礼として為す、という意味もあるようである。加えて、車内で着座することも厳禁とされており、下車駅では走り去る阪急電車を最敬礼で送ることも規則で決められている(電車に本科生が乗っている可能性があるため)。
・校内では、来客が通りやすいように、廊下の端を一列に歩く。
・校内では、しゃべらない・笑わない・走らない。
・電子レンジ、目覚まし時計といった音のなるものの所有は禁止。
・公私すべてにおいて、本科生が予科生を指導し、その面倒をみるシステムになっている。
・本科生になると、上述の規則はゆるやかになる。
引用元:Wikipedia

文章ではわかりづらいところが映像として見れる、貴重な映像がYoutubeにありました!

1993年2月に放送されたテレビ番組で、宝塚音楽学校に密着しており当時の予科生の様子がうかがえます。

予科生たちの校内での歩き方や、掃除の仕方などはかなり特異に思いました。

全部で17分の動画です。
予科生の歩き方は7分くらいから流れます。

当時の予科生たちの様子がよくわかりますね~!

動画の7分くらいから予科生たちが校内では小走りで、曲がる時は直角に曲がるところが映ります。

そして、先輩がドアを開けるときは、サッと駆け寄ってドアを開けています。

さらに、なぜか伏目がちでうつむいており笑顔はなく緊張した面持ちです。

どうやら、上級生と目を合わせてはいけないようです。

一方、本科生はノビノビとしていました。

お化粧をしているし、服装も制服は来ていますがマフラーなどの小物は自由のようです。

かなり昔のテレビ番組なので、今では変わっているところも多いと思います。

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不文律の伝統ルールが廃止になった理由は?

今回、長年続いた生徒間の暗黙のルールの一部が廃止になった理由はなぜなのでしょうか?

ニュースによると

舞台人を目指す同校の生徒としての姿勢や規律を、先輩が後輩へ教え伝えてきたが、近年、部活動などでの行きすぎた指導や、ハラスメント(嫌がらせ)に対する社会の目は厳しくなっている。

今回の見直しについて木場(こば)健之(けんし)副校長は「子どもたちの気質も変わっており、生徒の自主性を尊重しつつ、時代にあわせて改善を進めている」としている。
引用元:Yahoo!ニュース

しかし、数年前に体を壊した予科生がおり、学校側が調べたところ、予科生の一部に、過度な提出物が課せられていたことがわかった。5年ほど前から、予科生が掃除方法や学校生活に関する質問などをノートに記して本科生に提出する慣習ができていたという。書く量が多いほど評価される面もあり、睡眠時間を削ってノートを書いていた予科生もいたという。

学校側は上級生の指導に行き過ぎたところがあったとして、このノートをやめさせ、寮内での午前0時消灯を徹底。一対一の指導も昨年春に廃止した。校内掃除は、一人ひとりに場所を割り当てるのではなく、グループで担当する方法に変えたという。
引用元:Yahoo!ニュース

ざっくりまとめます。

・近年、行き過ぎた指導やハラスメントについて社会の目が厳しくなってきている
・時代の流れで生徒の気質も変わってきた
・過度な提出物で体を壊した予科生がいた
・学校側が上級生の過度な指導があった認識した

昨今、ハラスメントについて世の中は敏感になってきているのは確か。

上の動画のように、上級生との一対一での掃除の指導はかなり緊張する様子です。

そして、睡眠時間を削って質問ノートを書かなくてはならないという指導は体調が悪くなってしまいますよね。

とにかく予科生は校内では小走りが原則なので、体力を使います。

レッスンもあるし、掃除は1対1で緊張するしで、そこに睡眠不足が重なると体を壊してしまうのも無理はないのかな、と思いました。

ストレスがかなりたまる環境といっても過言ではありません。

そのせいか、宝塚音楽学校では「いじめ」も存在します。

有名なのは、96期生。

裁判にまで発展しました。

宝塚のOG達は過去に受けたイジメを告白しています。

女の園”といわれる宝塚歌劇団──その中には、猛烈ないじめが存在しているという。

<“いじめ”というフレーズは、そのまま、宝塚音楽学校時代の思い出なんです>──あるインタビューで、こう語っていたのは、宝塚音楽学校を首席で卒業したにもかかわらず、わずか2か月で宝塚歌劇団を退団した小柳ルミ子(61才)だ。

<楽屋から舞台に向かおうとしたとき、いましがたまで履いていた靴がない。慌てて探してみると、階段の下に隠されていた>
<衣装に袖を通す。ファスナーに指をやるとチクりと痛みが。針が一本刺さっていて、指に食い込んでいるんです>

小柳はこんな“いじめ”は先輩たちの仕業だと言い、はらわたが煮え繰り返るような思いでステージに上がっていたという。

人気トップスターの相手役に大抜擢されたことで、いじめられたのは黒木瞳(53才)だ。彼女は史上最速の入団2年目で大地真央(57才)の相手役に就任。ファンからは「その器ではない」と批判の声も多かった。かつて黒木も衝撃的ないじめの内容を女性誌の連載で明かしていた。

<楽屋入りのとき、“ファンです。がんばってください。これ、食べてください”。女の子がふたり、私に手渡してくれたサンドウィッチ(中略)一口食べたら、“ジャリ”と口の中で音がした。サンドウィッチにたくさんの砂が入っているのだと理解できるまで、二秒>

さすがの黒木も、このときばかりは我慢することができず、声を上げて泣きじゃくったという。

※女性セブン2013年10月24・31日号
引用元:NEWSポスト セブン

小柳ルミ子さんは、

・舞台に上がろうとしたら靴が隠されていた
・衣装に針を仕込まれて、指を刺してしまった

黒木瞳さんは

・ファンからいじめに合い、差し入れのサンドイッチに異物が・・・

と、空恐ろしいイジメを告白しています。

ネットでも今回の不文律の伝統ルールの廃止について様々な声があがっています。

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ネットの反応

今回の宝塚音楽学校の対応について、Twitterでの声をピックアップします。

下らない伝統や悪しき伝統はどんどん廃止するべし。不文律の中身があまりに滑稽で噴飯ものだ。

保護者や本人から訴訟起こされる前に手を打ったってことかな。確かにこんな伝統守る時間あればもっと練習に時間さけたはず。英断と思います。

予科顔ってナニ……?
誰にとって、どんなメリットがあったのでしょう???

しかしまあ~いつの時代の伝統って感じ。
礼儀大切なのは分かるけど正直こういうのはどうなのかな?

残すところは残し、
時代に見合わないことは
変えるまたは無くしていくという
考えを表明したのだと思います。
芸事に関して厳しいことには
変わらないでしょう。

現在トレンドになってる宝塚音楽学校だけど、私が好きなエピソードは「本科生の前で絶対笑ってはいけない予科生に対し全力で面白いことをして悶絶させる本科生・紅ゆずる」と「登下校中は絶対私語厳禁見つかったらしばかれる状況下で私語どころかタップもしながら登校してた予科生・芹香斗亜」のお話。

最後のエピソードに、癒されました♪

今日も最後までよんでくださりありがとうございました☆

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